本当に久々の投稿になりました。
現在、新リサイクルセンターの工事も、建屋の工事が大部分完了しました。
今回は、前回までに杭工事まで説明させていただいたので、それ以降の工事を一気に説明したいと思います。
ざっくり半年間振り返ります!!
2016年11月~2017年2月
杭工事が完了し、基礎工事を行っている様子です。土留め工事の最中です。
機械を地下に設置する場所、ピットなど深い所から工事をしています。
掘削して、H鋼を打ち込み、H鋼の間に矢板を挿入して土砂が流れてくるのを防ぎます。
特に、掘削が深くなる箇所、大きな開口については、支保工で、補強をします。
掘削して、矢板を挿入する地味な作業ですが、なくてはならない仕事です。
そして、配筋し、型枠を作成し、コンクリートをうっていきます。
基礎、ピットの作製途中の写真になります。
土留めの必要ない箇所は掘削し、基礎工事を行っていきます。
そして、基礎は出来上がると、見えなくなりますが、縁の下の力持ちとして今後長年
建物を支えてくれる基礎となります。
基礎が出来上がるといよいよ、完成後も目に見える個所の工事となります!
2017年2月~2017年5月
この建物の特徴の一つである6mもの高さのコンクリート壁の工事です!
通常では、ALCという建材をはめ込んで壁を作りますが、なんといっても、今回の施設は、全国最大規模の処理量、そして建物にも力を入れています。周辺への配慮が必要ということで、どこにもない素晴らしい、だれもが安心感を持つことができる施設にすることを目標としています。そのため、高さ6mまでは、騒音、振動対策のためコンクリートで壁を作成し、そこから上は、ALCの壁にする、ひと手間を加えた構造となっています。ひと手間加えることで皆さんに安心感を見た目でも与える意図があります。
工事方法ですが、まず、3mの高さの外周壁を作ってその上にもう一つ3mの壁をつくる二段構えでの工事になります。基礎の上に、型枠をしていきます。型枠板ももちろん、長さ3mの物で、なおかつ、うったコンクリートがきれいに見えるようにサイズも統一して準備しています。
型枠を外すときれいな表面のコンクリート壁が現れてきました。
そして、廃棄物の保管場所となる壁には、鉄板を貼り、壁が傷まないように補強をしていきます。
次に、すぐ3mのコンクリート壁を作ると思いきや、まずは、3mの壁に鉄骨を組み上げていきます。そして鉄骨が組みあがってから、3mの壁を作成して6mの壁とします。
ここで、鉄骨が組みあがるまでコンクリート壁工事は一旦休止です。
一旦区切りが良いので、これ以降は、次回に回します!
次回は、鉄骨の建て方の式典模様をご紹介したいと思います。
鉄骨は、組みあがるのが早いです。
こうご期待!
では!