皆さんこんにちわ!
オフシャルブログ担当堀です。
新リサイクルセンター建築工事の進捗状況を報告します!
現在、工事は順調に進んでいます。
工事内容としては、杭工事を行っています。
↑工事全景
施工法は、「Hyper-MEGA工法」と呼ばれるもので、仰々しい名前ですが、
内容を簡単に説明すると、杭を挿入する穴を掘削しながら、充填液で穴が崩れるのを防ぎ、工場で作った杭をその穴に入れていく工法です…
簡単すぎてわからないという方、もっと詳細を知りたい!という方は、「Hyper-MEGA工法」で検索をかけてください。
色々な会社さんの説明があります。
当社の工事では、16種類の杭を合計105本打ちます。
杭の種類、数は、建物の大きさ、地盤の固さなど様々な条件を加味して構造計算を行い決定されます。
それでは、実際の杭打ち工事の写真をアップして、説明をします。
まずは、杭を挿入する穴(孔)を作ります。
↑掘削中(前半)
そして、孔が崩れないように、充填液で孔内を満たしていきます。
↑掘削中(充填液注入、攪拌中)
この過程で掘削汚泥が発生します。
↑掘削汚泥
この状態では、運搬できないので、固化剤を混ぜて固めて、運搬ができる状態にします。
↑掘削汚泥攪拌中
わかりずらいですが、表面に白い粉がかかっているように見えるはずです。
この白い粉は、固化剤と呼ばれるもので、ドロドロで固まりが悪い土壌を固めるための物です。
もちろん、現場で用いられているのは、当社が作製した固化剤になります。
この固化剤は、当社のリサイクルセンターで中間処理を行った石膏粉を原料の一部として使用しています。
このように、当社が中間処理をした産業廃棄物から作られる再生品をできる限り使用して、資源の再活用を行っています。
ついに、杭の挿入です。杭は、製造会社であらかじめ、上杭と下杭が作られた状態で現場に運ばれます。
その杭を吊り上げて、孔の近くまでもって来て、位置を図りながら、中心に杭を挿入していきます。
↑吊り上げ作業中
↑吊り上げ作業中(拡大)
↑下杭挿入
下杭を固定し、沈まないようにしてから、上杭を運んできます。
↑上杭吊り上げ移動中
そして、下部と上部の杭をつなげます。繋げるときは、金具で両杭を繋げます。所要時間は、およそ1分ほど!
↑上下杭継手作業
ナット締めがきちんとできているかの確認を手際よく行います。
↑継手確認
そして、最後に杭を孔に沈めていきます。この際にも中心に杭が位置しているかを確認しながら行います。
↑杭挿入(前半)
↑杭挿入(後半)
簡単に説明しましたが、この工程では、もちろん杭の材料確認、位置の確認、掘削深度の確認など、さまざまな確認作業をしながらの作業です。こうやって、屋台を支えるしっかりした土台が出来上がってきます。
この杭工事は、約1.5か月ほどかかります。
工事を見ながら、何事にもそうですが、基本(基礎)が大切だとしみじみ感じました。
次回は、基礎工事前のピット工事について報告します!
では!